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チャットレディが認められる経費とは?コスメや交通費も計上できるの?

経理をする女性

チャットレディは個人事業主なので、一定以上の収入があれば確定申告が必要です。確定申告後に支払う所得税は、収入から経費を引いた所得にかけられる税金。つまり、経費が多ければその分節税になって、手元に残るお金が多くなるんです。この記事ではチャットレディなら知っておきたい、経費として計上できるもの、できないものを紹介します!買ったものが経費になるか迷っている人や、はじめて確定申告をする人もぜひ参考にしてください♪

チャットレディの仕事に必要なものは経費になる

確定申告は年に1回必要で、チャットレディのような個人事業主は自分で申告書を作成して提出しなければいけません。ここで大切なのは、チャットレディとして稼いだお金から所得税などの税金が引かれること。税金は実際に得た報酬から、諸経費を差し引いた収入から計算されます。なので収入が多い人気チャットレディでも、経費が多ければその分所得は低くなります。所得税などの税金の節税になるため、普段のお買い物や支払いの際に、これが経費になるかどうか判断できる知識が必要です。チャットレディはパソコンやスマホを使って接客する特殊なお仕事。ほかの個人事業主では経費にならないものも、チャットレディなら計上できる可能性がありますよ!次から、チャットレディの経費になるものをジャンルごとにご紹介します。

通信費

  • 毎月のインターネット代金
  • スマホの使用料金

通信費はチャットレディのお仕事をするために欠かせない、インターネット回線の接続にかかる費用です。パソコン用のWi‐Fi、スマホの毎月の料金も経費として計上できます。ただし、通信費はプライベートでも使っていることが多い費用です。チャットレディ用に別途、スマホやインターネット回線を用意しているわけでなければ、全体のうち何割かを計上する家事按分(かじあんぶん)にする必要があります。何割を家事按分するのかは、事業主のさじ加減です。ただし、税務署から指摘されないように、多くても計上する金額は6割程度に留めておくことをおすすめします。

パソコン代金

パソコンはチャットレディの必需品なので、基本的に経費として計上できます。ただし、気を付けたいのはパソコンのような高額商品は、金額によって「消耗品費」か、「減価償却費」に分けられること。10万円未満は消耗品費として、パソコンの周辺機器や家電などといっしょに計上できます。しかし、10万円以上の場合は固定資産になります。数年間に分けて経費を計上するため、確定申告の際は注意しましょう。

消耗品費

  • タブレット
  • スマホ
  • ウェブカメラ
  • マイク
  • 照明
  • ヘッドフォン
  • 椅子
  • そのほかパソコン周辺機器
  • 仕事道具の収納棚など

タブレットやスマホなど、10万円未満の商品は消耗品費になります。また、ウェブカメラやマイク、照明など、チャットレディに必要な道具は消耗品費として計上できますよ。パソコンデスクや椅子なども仕事に必要な道具に見なされます。

光熱費・家賃

在宅でお仕事をしている場合は、自宅を職場として扱います。そのため自宅の光熱費や家賃の一部は経費にできます。パソコンなどに使っている電気代、家賃などの3~4割を家事按分にしましょう。

衣装・美容費

  • 衣装
  • 化粧品
  • カラコン
  • ウィッグ
  • ネイル
  • 美容院代

チャットレディのために購入した衣装や化粧品なども、経費として計上できます。ただし、あくまでお仕事で使う分のみが経費にできるため、化粧品などの1回で使い切らないものは、プライベートでも使用すると見なして按分しましょう。ネイルなどもプライベートで使用しているおしゃれなので、全額ではなく一部を計上することをおすすめします。ウィッグやカラコンなど、チャットレディ用に購入している道具も経費の対象です。カラーやカット、トリートメントなどの美容院代も、一部を経費に計上できます。ただし、美容院代や化粧品はプライベートの割合が高いものなので、按分する際は3割程度に留めましょう。

交通費

通勤チャットレディであれば、交通費を経費として計上できます。チャットルームがある事務所に通勤する電車代やガソリン代だけが経費の対象です。プライベートの用事で使った移動代は経費にならないため、領収書はしっかり分けておきましょう。Suicaなどのチャージ式で支払っている場合は、通勤専用のカードを用意するか、お仕事用のクレジットカードで支払ってください。

新聞図書費・研究費

  • 雑誌
  • 書籍
  • セミナー

チャットレディの勉強のために購入した書籍や、資格取得のためのテキストや受験料、セミナー参加費なども経費になります。チャットレディであれば、美容を研究するためのファッション誌、コミュニケーション、心理学など、接客に関する書籍が対象です。また、コミュニケーション技術、パソコンスキルなど、お仕事に関わる知識を学べるセミナーも経費になりますよ。

チャットレディの経費にならないもの

ここまでチャットレディの経費になるものをご紹介してきました。経費にできるか迷いやすい商品もたくさんあります。経費にできる可能性もあれば、場合によっては経費にできない費用は次のものがあります。

  • 外食代
  • 整形費用
  • サプリメント代

外食代は基本的にプライベートなので経費にはできません。ただし、チャットレディ同士や、事務所のスタッフとの食事は接待交際費に認められる場合があります。事務所のお仕事帰りに一人で食事した場合は、経費にならないため注意しましょう。また、美容に関わることですが、整形費用は経費としてグレーゾーン。お仕事だけでなくプライベートに深く関わることなので、基本的には経費にしない方が安全です。サプリメントも健康維持の場合は、お仕事に関係ないと判断されます。ビタミン剤など美容関係だと認められれば、経費になる可能性はあります。自分で判断できない場合は、税務署や税理士の方に相談しましょう。

領収書は忘れずにまとめて保管しよう

経費の計上で気を付けたいことが、領収書をしっかり保管しておくことです。領収書などの支払った証拠がなければ、実際にお仕事に使っている道具でも経費として計上できません。もし領収書をなくしてしまった場合、再発行できるものは手続きしましょう。ちなみに、経費として計上した領収書は、申告から7年間保管する義務があります。レシートや領収書を受け取っても、つい習慣で捨ててしまう人もいます。しかし、せっかく節税できる分を損してしまうため、忘れずに保管しましょう。お仕事用にクレジットカードを使っていれば、紙の領収書がなくても支払い証明になります。普段からお仕事のために購入するものや、通信費などは専用のクレジットカードの引き落としにしてください。

まとめ

最近では確定申告用のサービスと連携して、1件ずつ記入しなくても自動で日付や金額を帳簿づけできるため、専門的な知識がなくても安心ですよ。また、事務所所属の場合、スタッフに確定申告の悩みを相談できるところもあります。在宅チャットレディでも、もし自分だけでは確定申告が不安であれば、税理士さんに申告をおまかせする方法がありますよ。チャットレディは高収入を目指せるお仕事なので、節税は本当に大切です!少しでも受け取るお金を増やすために、普段からしっかりと経費にできるかどうか考えながらお買い物したいですね。